138回目!

2022.3.12 本日の稽古を終わりにします。

 

「挑む」の話。

 

来月は審査会、まさに「挑む」ですよね。

何かに取り組む時に目標があるというは大事です。

みんな、頑張るよ~!

 

さてさて「挑む」というのは、とても簡単な事ではありません。

何が大変か?

 

それはもちろん、達成することです。

「挑む」ためには目標を達成するという事がセットになりますよね。

 

目標を設定するというはとても難しいのです。

 

簡単な目標ではさくっと達成してしまい、モチベーションがあがりづらい。

 

かといって、高すぎる目標では達成できずモチベーションを失ってしまう。

 

そのため、「如何にモチベーションを保ちながら達成出来うる目標を設定できるか?」という事が、この「挑む」には含まれています。

 

なんか、難しいですよね。

 

もちろん「挑む」をもっと楽にとらえて、スモールステップ(小さい目標)をひたすら超え続けることで、結果として大きな目標を達成させるという方法があります。

 

現に審査会では少しずつ帯を上げて行くことで、黒帯を目指すという一つの大きな目標を達成するに至ります。

 

多くの空手家はまず、この黒帯を目指すことになるのではないのでしょうか。

 

黒帯に「挑む」ですね。

 

そして、黒帯を締めてからようやく空手が始まるのかもしれませんね。

これで終わり~ってなりませんから、新たな目標設定が必要となります。

 

空手を続けている以上、ずーっと鍛錬、ずっと修行ですね。

なんでもそうですけど。

 

自分の話ですが、自分は緑帯(4級)からがスタートラインにようやく立ったかな?と思っていました。

ちょうどこの帯を締められるころに、おおよその移動稽古や型稽古を学ぶに至るからです。

 

そして、ほとんどの道場にて中級者以上とも言われるはずです。

 

「挑む」ことをやめなければ、いずれその目標は達成することができます。

 

今すぐとは言えませんが、時間を経ることでより確実性を増すと思います。

 

先ほどの話に出たモチベーションの話ですが、一般的には徐々に下がっていく傾向があるようです。

はじめた直後はとても高いのですが、徐々に低下していきます。

 

そのため、時々モチベーションを高められる要素が必要ですよね。

 

そして、細く長く付き合うというのも大事かもしれません。

太く短くも決して悪くはありません。

 

空手を含む多くのスポーツは一朝一夕では成り立ちません。

少しずつ積み重ねていくことで、大きな成果を達成させることに繋がります。

 

「挑む」というのは決して簡単ではありません。

 

そこに至れた時点で、すごい事です。

 

時折心が折れることもあるでしょうが、一緒に乗りこえられたら最高です。

日々の積み重ね、頑張っていきましょう!