187回目!

2022.9.8 本日の稽古を終わりにします。

 

「狙い目」の話。

 

今回は「狙い目」のお話です。

動いている相手にどうやって技を繰り出すか。

めちゃくちゃ難しいですよね。

 

組手ではいくつも注意しなければならない点があります。

 

相手の動きや自分の立ち回り。

 

そして、怖さと痛み。

 

一番は痛みなのかな?

 

それとも怖さかな。

 

痛いものは痛い。

 

怖いものは怖い。

 

どちらも耐えられなければ、一本取られて負けになってしまう。

 

怖さは自分の動きを半減させてしまいます。

 

そして、痛みは自分との闘いです。

 

それらを軽減させるには、自分の動き方に自信を持つこと。

 

受けや返し、攻撃のバリエーションや洗練。

 

これらの繰り返しが自分に大きな自信をもたらします。

 

さらに安心材料として、相手の動きを読む力や隙を見極めるセンス。

 

組手の中で直感的に動く場面の方が多いかもしれません。

 

やはりそこは場数でしょうね。

 

1人稽古でそこが上手になるのは限界がある気がします。

 

誰かとの打ち合いの中で自分の技を出す。

 

相手の技を受けたり流したり。

 

止まっている的には誰だって打ち込むことが出来ます。

 

止まっている的に上手に打ち込めなければ、まずはそこからです。

 

動きの中で相手の技を見る力を養い、自分の身体を操作する。

 

怖い!だけでは成長できませんからね。

 

痛みや恐怖と闘いながら、自分をどんどん追い込んでいく。

 

なかなか簡単にできる事ではありません。

 

だれもが出来る事でもありません。

 

空手をやっている人は出来る人の方が多いです。

 

どこを「狙い目」とするかは自分次第です。

 

組手だけが空手ではありませんが、魅力の一つです。

 

自在に動けるようになっていきたいものですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!