297回目!

2023.8.24 本日の稽古を終わりにします。

 

「見たまま」の話。

 

今回は「見たまま」のお話です。

「見たまま」って出来そうですよね。

実際に動いてみると…。

 

本日の稽古では動き方に注目して稽古してみました。

 

突きの時に型が前に出過ぎてしまう。

 

見本を提示しますが、「見たまま」は難しいのかな?

 

自分の身体と目で見た形を擦り合わせるって実はすごい大変な作業です。

 

客観的に自分を可視化して、目で見た状況を身体を通して再現する。

 

もはや文章からして難しいですよね。

 

何で出来ないの?

 

の中には、こうした処理が脳内で行われています。

 

言語的に理解して行動を起こす。という処理は大人なら理論的に理解しようとしますが、子供はそこまで理論的に動けません。

 

むしろ感情的、本能的に動きます。

 

頭の中では「見たまま」動いているのです。

 

でも、実際は…?

 

この頭の中と実際を上手にすり合わせて行くことが出来れば、上達が速くなりますね。

 

何回も何回も繰り返していく内に、身体の動きは洗練されていきます。

 

そして、洗練されていく中にどうしたらもっと上手になるかを足していけるとさらに加速して上達します。

 

見取り稽古は必須ですが、ただ見ているだけでは成り立たちません。

 

見たことを自分の身体を使って動かす。

 

ここまで行えて初めて見取り稽古となります。

 

「見たまま」を理解するのはとても大変です。

 

1回で出来たら天才ですね。

 

細かい部分を見極めるには何回も何十回も手本を参考に自分の身体を操作するしかありません。

 

ある程度なら誰でも出来ます。

 

しっかりと意味合いを捉えて動けるのはさらに努力した人達だけです。

 

せっかく稽古するなら努力できる人になってほしいですね。

 

やらないのは簡単です。

 

やるのはとても大変です。

 

大変な思いの先に人を魅了する動きと歓声が待っています。

 

上手な人は普段から所作が違いますからね。

 

中途半端な人の言葉は響きません。

 

努力している人の言葉は数少なくても説得力があります。

 

盛大なブーメランかもしれませんが、中途半端にならずに稽古に邁進していきたいですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!