2024.2.1 本日の稽古を終わりにします。
「変わったこと」の話。
今回は「変わったこと」のお話です。
実施前と実施後では結果が大きく変わりました。
でも知ってる人じゃないと分かりづらいかも…。
今日の稽古では移動稽古中に気になった事があったので、特別メニューを入れてみました。
深部感覚トレーニングです。
前々から気になっていたのですが、どうも突きの位置が安定しないな...と。
元々の感覚の出力がまだ足りないのでは?と。
というより、道場生の多くは小学生以下ですから身体的な発達はまだまだこれからです。
そりゃそうだって話なんですが、ここは身体操作を目的としてますからね。
30分ほど時間を割いて評価と実働、再評価です。
評価は「目を瞑って手を肩と同じ高さに挙げる。」です。
こういったトレーニングは武井壮さんなんかが良くお話してますね。
良い勉強になります。
肩から下がっている、手先だけ下がっている。または肩から上がっている。などなど、深部感覚のずれが生じている結果でした。
今回、子供たちにやってもらったのは遊びを通じての深部感覚の促通です。
キャッチしてもらったり、目をつぶって歩いたり等々。
結構楽しそうに遊んでましたね。
こうした遊びの中でトレーニングが出来るあたり、やっぱり遊びは最強です。
勝手に強くしなやかに成長していけますからね。
こうしたトレーニングにも性格がよく表れます。
もくもくとこなす子。
何回も繰り返し行う子。
文句を言う子。
できないと諦める子。
個性的ですね。
いずれにせよ、たくさんの回数をこなしてもらうというのもこういったトレーニングには必要かもしれません。
質を求めるにはまだ早いかな?って年齢なので、とりあえず量!かもしれませんね。
何でもいい!ではなく、目的に沿った形でやっていく!です。
色々と遊んでもらった結果、やはり深部感覚の向上が見られてましたね。
多くの子が持っていた問題点を修正して、水平に手を挙げられる様になっていました。
「変わったこと」ですね。
大人なら内部感覚を通じてそういった動作の修正を理論的に可能かもしれません。
それでも意外と難しいのかな?
空手といえどそういった深部感覚のずれが起きたままでは決して上達もしません。
時折アクティビティとしてやっていくのもありだな~って思った一幕でした。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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