358回目!

2024.2.8 本日の稽古を終わりにします。

 

「優しさと加減」の話。

 

今回は「優しさと加減」のお話です。

すごいわかりみが深いというか。

この問題みんなどうしてるんだろう?って感じです。

 

今日の稽古では引き続き組手の強化です。

 

部位鍛錬やら打たれ稽古やらやらです。

 

相手にしっかり打ち込むって色々と考えてしまいますね。

 

これも十人十色なんでしょう

 

遠慮なく打ち込む。

 

加減をして弱めに打ち込む。

 

加減をしつつしっかりと打ち込む。

 

相手に合わせて強弱をつける。

 

考え方次第ですが、稽古だよ!とはいえ実践も想定すると...。

 

なんて考えあぐねいちゃいますね。

 

どれが正解か?と聞かれると、どれもと答えちゃいますね。

 

遠慮なく打ち込まれても耐えられるだけの耐久力は欲しい。

 

遠慮しすぎて売ってくる相手にもっと打っていいよと自分から伝える。

 

加減をしてくれる相手の加減をどんどん外させるほどの実力を身に着ける。

 

打たれることが前提ですからね、まずは耐久力重視です。

 

効いた!と思わせてはいけません。

 

相手を調子に乗せちゃいますからね。

 

やせ我慢とは言いませんが、耐える胆力は必要です。

 

相手を慮り過ぎて実力を発揮できないのも一考が必要です。

 

相手に痛い思いをさせてはいけない。

 

普段の生活では絶対に必要な配慮です。

 

ですが、ここは空手場。

 

やって良しです。

 

もちろん、体格差や性差、性格もろもろ配慮しないとは言いません。

 

それは大人の仕事、熟練者の仕事です。

 

まずは全力を出せる練習が必要かもですね。

 

練習でできないことは本番、いざと言う時にできませんから。

 

「優しさと加減」は紙一重。

 

きっとね、心根が優しいんだと思います。

 

それはすごく良いこと。

 

闘争本能はまた別腹。

 

最近はそういう子あんまり見ないかもですね。

 

戦いたくてしょうがないとか打ち込みたくてしょうがない。

 

なんて子あんまり見ませんね。

 

いくら打たれてもへこたれない子も少ないかな。

 

耐える力って精神力も大きいですが、普段の鍛練の賜物です。

 

ちょっとずつこしらえてほしいですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう。