385回目!

2024.4.13 本日の稽古を終わりにします。

 

「形の見直し」の話。

 

今回は「形の見直し」のお話です。

何回やっても満足した形になりにくい…。
これは永遠のテーマだと思っています。

 

今日の稽古では「形の見直し」を行いました。

「形の見直し」は主に型や移動についてですね。

 

動きが整えば、組手にも応用効きますし何より身体強化ばっちりです。

 

型や移動の中で鍛えられるものも沢山ありますから、動きを知ることは大切です。

 

「形の見直し」をする上でいつも悩むのは、「なんでそれが必要か?」。

 

どうしてその形じゃないとだめなのか?

 

その動きにどんな意味があるのか?

 

そんな疑問がいつも湧きあがります。

 

空手では見取り稽古が多く、丁寧に説明、指導って難しい気がします。

 

個別ではいくらでも可能ですが、一対複数ではどうしてももれてしまう。

 

全体に伝えても自分で聞き入れられる子だけではありませんし、集団の中では意識が薄れやすい。

 

同調圧力もあるけど、細部を丁寧にとはいかず…。

 

教え方もあるけど、やっぱり自分で気付くのが一番効果的だと思います。

 

あ、こうしたら良かったのか?

 

とか。

 

この方がやりやすい!

 

とか。

 

私自身、稽古を通して年々ノウハウが積み重なりますし、未だに新しい発見があります。

 

最初に気付いていれば…なんてことも沢山あります。

 

発想力と言えばそれまでですし、実は教わっていたのを忘れているだけかもしれません。

 

「形の見直し」をテーマにした今日の稽古では最初に習う型から初めて、黄色線まで型を通してみました。

 

習っていない型を見よう見まねで行う子もいれば、止まってしまう子。

 

自分の知っている型をひたすら繰り返す子。

 

十人十色の反応にある意味思惑通りです。

 

あえて帯上の子たちに見本になってもらい、少し緊張感と先輩の威厳を持ってもらいつつ、忘れていないよね?という圧力もちょっとかけながらの通し稽古。

 

自分としては結構好きなんですよね。

 

型稽古、好きです。

 

移動稽古も好き。

 

嫌いな稽古の方が少ないか…。

 

どの稽古もしっかり相関関係にありますからね、空手のどれか一つでも好きになってくれたら最高です。

 

「形の見直し」から形の研鑽になってくれたらより嬉しい!

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう。