386回目!

2024.4.17 本日の稽古を終わりにします。

 

「形を整えること」の話。

 

今回は「形を整えること」のお話です。

前回は「形の見直し」でした。

この話は、ちょっと別件です。

 

今日の稽古は「形を整えること」を目的に打撃練習をしました。

 

前回型について「形の見直し」って~って話をしました。

 

今日の稽古では組手に対して、「形を整えること」です。

 

連撃、いわゆるコンビネーションって格闘技をやっている人なら大体わかると思います。

 

ボクシングならワンツーとか、ジャブジャブストレートとか。

 

色んな、本当に無限の組み合わせが考えられるコンビネーション。

 

これのいずれも基本的な動きの組み合わせです。

 

空手では中段突きに下段蹴りを合わせるとか、中段蹴りに後ろ回し蹴りを加えるとか。

 

下突きから上突きとかとか。

 

ほんと多種多様。

 

絞ることはできません。

 

組み合わせれば組み合わせるほど身体は崩れやすくなります。

 

動きの速さに身体がついて行かなければ、威力は半減以下です。

 

無理な体勢になれば余計な隙も生まれます。

 

シャドウなんかもそうですが、隙だらけの動きでは実戦での餌食に…。

 

以前、本部道場での稽古の際にカッコいいシャドウをという指導をもらったことがあります。

 

それ以降、結構テーマです。

 

実戦経験がモノを言うのかもしれませんが、淀みない動きや流れる様な動きはシャドウも型も同じです。

 

無理のない動き、理にかなったコンビネーション、隙の無い攻撃。

 

どれも理想的ですが、自分の得意な形は必ずあります。

 

まずはその動きを見つけることから始められたら何よりです。

 

そのために、「形を整えること」を行ってみました。

 

どの稽古もいつも必要なこと、どれも無駄ではありません。

 

組手の稽古もゆっくりでいいです。

 

動きになれたらどんどん早くしていく。

 

ゆっくりとした相手の動きの中で相手の隙を見つけていく。

 

その隙に対して自分が思った通りの攻撃をする。

 

そして、相手の攻撃を受けた場所が自分の隙であることを意識する。

 

相手の攻撃を受けないが理想ですが、実際はめちゃくちゃ打たれます。

 

打たれている中でも如何に自分のペースを保てるか。

 

そのためにも「形を整えること」を大切に。

 

痛みは…そう…ね、慣れよう!

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう。