2025.4.2 本日の稽古を終わりにします。
「イメージと体感」の話。
今回は「イメージと体感」のお話です。
あなたは思っている様に身体を動かせていますか?
私はめちゃくちゃ難しいです…。
今日の稽古は通常稽古と演武・型コースでした。
審査会まで稽古も残り3回ですね。
さぁ、追い込み?かな。
審査会は普段からやっている稽古を披露する場です。
付け焼き刃で出来るとはちょっと話が違います。
とはいえ、身体って不思議なものある日突然動けるようになったりします。
あれはいったい何でしょうね?
器に一滴一滴水滴が落ちて行って、満杯になった時に溢れ出すようなもんでしょうか?
花粉みたいですね。
アレルギーも蓄積した結果、突然発症したようになりますもんね。
そう考えると、普段の稽古からずーっと蓄積させてきたものがある日発現する。
そのきっかけは何だか分からない。
今日は稽古の中できっかけを見たかもしれません。
多くの人が苦手な後屈立ち。
足をどれだけ深くまげられるか?
こうやってやるよ!って伝えても、あんまりイメージがわきづらい。
身体をその形に持って行っても保持がしづらい。
中々に大変な稽古です。
して。
柱を使ってみました。
背中をぴったりつけて、足を深く曲げていく。
寄りかかっていくと足は曲げやすいですからね。
イメージはしやすい。
そのまま、ちょっと前に出てもらうと…。
きれいな後屈立ちになりますね。
まさに「イメージと体感」です。
こうした経験をした後は動きが劇的に変わります。
すごいですよね。
ちゃんと変化してくれますから。
そのままイメージを保持し続けてくれたら最高ですが…。
後はそれがいつでも出せる様に鍛錬を積んでもらえたら嬉しいですね。
身体は使い方次第で劇的に変化しますから、「イメージと体感」って大切です。
ちょっとずつでいいので、意識を変えてみると身体に良い方向に向かってくれますからね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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