533回目!

2025.4.24 本日の稽古を終わりにします。

 

「一旦やってみようか」の話。

 

今回は「一旦やってみようか」のお話です。

何事も始めなければ進みません。

ならば、「一旦やってみようか」です。

 

今日は通常稽古と組手・ミットコースでした。

 

空手っていつ上達するのでしょうか?

 

答えはきっと単純です。

 

空手をしていれば上達します。

 

上達と聞いて、人によってその差があると思います。

 

私自身の上達と稽古に来ている道場生の上達の概念は全く異なるでしょう。

 

果たして何がどうなったら上達なのでしょうか?

 

哲学的な問答ですね。

 

至ってシンプルに考えるなら、だれが見ても空手だな!と思わせたら上達していると思います。

 

お!?って思わせたらって事ですね。

 

あ~、空手だね~じゃなくて。

 

お!?です。

 

子供が空手をやってると、可愛がる意味合いでのつよそうだね~ってお褒めの言葉を頂けることが多いです。

 

これはこれで嬉しい事です。

 

でも、目指すは誰がどう見てもカッコいい!空手家。

 

見た目にいかついのはちょっと時代錯誤ですので…。

 

あくまで、誰かのために、何かあった際の護身術としての空手を目指してほしい。

 

言われるがままの動きの空手はあくまで空手っぽい。

 

自らこうすればこうなるだろう!と考えていく事が大切に感じます。

 

効果的な打撃とは?

 

この動きの意味とは?

 

鍛錬を繰り返して洗練された動きにする。

 

「一旦やってみようか」から始まり、色んな動きを「一旦やってみようか」を繰りかえす。

 

せっかく空手という武道に踏み入れてくれたなら、実生活でもしっかりと自信として培ってもらいたいですからね。

 

弱い気持ちを空手を通じて、自信という武器と一緒に強い心に育てていく。

 

空手じゃなきゃダメ!

 

空手じゃないと心は鍛えられません!

 

何てことはありません。

 

どんな競技だって一様です。

 

空手は球技等のスポーツとは異なり、格闘技です。

 

相手に対して効果を発揮させるもの。

 

空手なら打撃は許されますが、実生活では暴力と変貌してしまいます。

 

このあたりが周囲に空手は怖いものという一戦を引かせてしまう原因かもしれませんね。

 

強い力を生み出せる空手では力の使い方まで指導していきます。

 

決して他を傷つけるために力は振るわない。

 

護身としての武器を育てていく。

 

何て、思いは子供たちには上手く伝わらないかもしれません。

 

今言われている指導や注意が実を結ぶのはずっと先の未来かもしれませんし、次の稽古かも知れません。

 

昨日はダメでも、今日は出来てるじゃん!なんてことも経験します。

 

先週より良いね!

 

半年前より上手になったね!

 

すごい上達したね!

 

なんて、いっぱいあります。

 

こうした経験を一緒に共有できるのは嬉しい事ですね。

 

まずは「一旦やってみようか」?の気持ちで目の前の課題に取り組む姿勢を培えたなら、空手でも実生活でも有用です。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!