541回目!

2025.5.15 本日の稽古を終わりにします。

 

「こうしてみると」の話。

 

今回は「こうしてみると」のお話です。

普段から「こうしてみると」どうかな?なんて思うことがあります。

ちょっと試してみました。

 

今日は通常稽古と組手・ミットコースでした。

 

体調不良の子たちが多いせいか、普段より少ない印象の今日の稽古。

 

そんな日は「こうしてみると」?を実行してみましょう。

 

普段から組手稽古をしていると、こういう癖があるな?とか、ここは攻められるのになんて思うことが多々あります。

 

本人たちは必死に取り組んでもらっているので、頑張っているのは前提ですが…。

 

打たれるのが嫌だ!が先行していて、攻めに転じられない場面も感じられます。

 

痛くないとは言えないですから。

 

防御面を鍛えまくる!

 

回避しまくる!

 

攻めまくる!

 

等々のまくる稽古も一種の軽減策かと思います。

 

どれから始めても自分を高める一歩に繋がりますしね。

 

組手の醍醐味は強くなること!

 

これが何に繋がるか?

 

もちろん、空手の大会で優勝すること。

 

それも地方大会だけではなく、全国大会で。

 

ですが、これだけが組手で強くなることではありません。

 

こういったやり取りを通して、自分の精神面、物事へ対する洞察力、計画性なども育んでいけたならより素晴らしいと思っています。

 

それが無いなら、空手は単なる暴力です。

 

競技として成り立っている以上、相手に最大限の敬意を。

 

先生や先輩などからの指導や支援者への感謝を持つなどの心の成長の方が重要だと思っています。

 

才能は個人ですが、その才能を発揮するためには周囲の協力が無ければ成り立ちませんからね。

 

苦しい、つらい、しんどい、怖いなどの経験をどうやって克服するか?

 

この克服の仕方が今後の人生の考え方にも捉え方にもつながっていきます。

 

それゆえ「こうしてみると」?を提案しつつ、本人の気づきを得られるような体験を促しています。

 

いくら言われても結局は自分の身体は自分が操ってますからね。

 

この子はこれが得意だから、「こうしてみると」どう?

 

この子のここは弱点だから「こうしてみると」どう?

 

なんて、促しつつ稽古出来たので今後もこういった時間を大切にしたいですね。

 

時間ってホント有言過ぎる。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!