552回目!

2025.6.12 本日の稽古を終わりにします。

 

「即実践」の話。

 

今回は「即実践」のお話です。

やれば変わります。

当たり前だけど、中々難しい事ってありますよね。

 

今日は通常稽古と組手・ミットコースでした。

 

 毎度おなじみ悩ましい課題です。

数か質か。

 

ひたすら数をこなすことで身体に馴染ませる。

 

理解を深める事で論理的に進めていく。

 

きっと、どちらも正解でしょう。

 

なんなら、どちらも高めて良ければ何にも迷うことはありません。

 

むしろ、そっちの方が正解です。

 

今日のテーマは体重をかける。でした。

 

一歩前に体重をかける。

 

これ、すごく単純だけど手数を打ってるとどうしても重心が後ろに向きがちです。

 

速さ重視となると重心は後ろになりがちですからね。

 

前後数㎝変わるだけで全然違います。

 

速い≒軽い

 

遅い≒重い

 

速度と威力の相関図は決してこの通りではありませんが、おおむねです。

 

理想は速くて重いですよね。

 

でもまずは、重く打つための練習を。

 

という事で、体重をかけて打つ。

 

「即実践」です!

 

これ、注意が必要で…。

 

普段強く打ち込むことが出来ていないと手首痛めます。

 

通常以上の力が生まれますからね。

 

当然、鍛えていなければその負荷が自分に返ってきます。

 

それが手首だったり肘だったりと…。

 

足なら脛、足首等々へ。

 

これ、即時効果強いですね。

 

受ける打撃が全然違います。

 

自在に打てるようになるにはずっと時間がかかるのでしょうが、意識するのは大切です。

 

まずは一撃の練習。

 

慣れてくれば、二撃目にもってくる。

 

さらにいくつかの動きの中に入れ込む。

 

これらを繰り返すことで、自分のタイミングで打ち込むようにしていく。

 

どんな動きだって、最初はゆったりと。

 

徐々に速度や難易度を上げていくのがセオリーですからね。

 

急に難易度高めの稽古は単なる無茶に終わる可能性もあります。

 

即時効果がほしいのは、もちろんわかります。

 

私だって、すぐに動ける身体が欲しい。

 

そうなるためには、少しずつ着実に進めていく方が堅実ですからね。

 

あまたの練習方法がありますし、理論なんて指導者ごと、空手に携わる人毎に持ち合わせてますからね。

 

どれが良いかは、やってみて馴染みやすいものを選べばいいと思います

 

実際に身体を動かしてみると違いが分かりますからね。

 

「即実践」の気持ち大切です。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!