2025.6.18 本日の稽古を終わりにします。
「身を護る」の話。
今回は「身を護る」のお話です。
空手には護身術もあります。
ご自身を護ることはできますか?
今日は通常稽古と演武・型コースでした。
本日の稽古は普段と違って、ちょっと難しい型稽古を行いました。
きっとちゃんと混乱してくれたことでしょう。
基本的には帯なりの型稽古を行うのが通常ですが、最近は演武等々で帯上の型も覚え始めている子たちもちらほらと。
一旦、やってみようかな?という事で行ってみました。
結果は思った通り、難しかったようです。
動きを理解するって本当に難しいですよね。
自分も何回も何回も繰り返して、未だに修正しながら行っています。
絶対これ!!なんてものは存在しないでしょう。
常に向上させていくものですからね。
とはいえ、学びを得るのは有難い事です。
自分自身も説明しながら考えることが沢山ありますからね。
説明って大事です。
一つ一つを丁寧に行うというのもすごい好きな作業なので、楽しいっていうのが本音です。
同時に難しさも感じますが…。
同じ難しさに「身を護る」というものもあります。
今日の演武コースは脱線?により、ひょんなことから護身術の稽古となりました。
とっさに「身を護る」ってすごい大変な話です。
多くの人がきっと狂気に勝てず討たれてしまうかもしれません。
どれだけ想像力豊かに日々を過ごせるか?も護身術には関わってくるかもしれませんね。
こうやって攻撃されるかも~?なんて想像力ありますか?
今日は掴まれたときの護身術を中心に行ってみました。
襟元、腕、帯などなど。
日常的に帯を締めることはありませんが、身体を使う意味では有用かと思います。
身体をうまく使わなければ、強い相手には勝てませんからね。
小兵には小兵の戦い方があります。
相手の虚をつく。
身体の構造を理解し制す。
方法論はいくらでもありますが、「身を護る」上で絶対の条件があります。
それは絶対的に逃げる事です。
相手は狂気。
話し合いは通じません。
大声や正論が効く相手なら生存率はかなり高まりますが、一方的な蹂躙には無力となる場合が多数です。
逃げることを前提として、いかに逃げ延びるための時間を作れるか?が「身を護る」ためには必要です。
怪我をするにしても致命傷にならない場所を。
助かるための知識を沢山身に着けてもらえたらと思います。
護身術は今後も行っていきますので、興味があればぜひ!ですね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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