554回目!

2025.6.18 本日の稽古を終わりにします。

 

「身を護る」の話。

 

今回は「身を護る」のお話です。

空手には護身術もあります。

ご自身を護ることはできますか?

 

今日は通常稽古と演武・型コースでした。

 

本日の稽古は普段と違って、ちょっと難しい型稽古を行いました。

 

きっとちゃんと混乱してくれたことでしょう。

 

基本的には帯なりの型稽古を行うのが通常ですが、最近は演武等々で帯上の型も覚え始めている子たちもちらほらと。

 

一旦、やってみようかな?という事で行ってみました。

 

結果は思った通り、難しかったようです。

 

動きを理解するって本当に難しいですよね。

 

自分も何回も何回も繰り返して、未だに修正しながら行っています。

 

絶対これ!!なんてものは存在しないでしょう。

 

常に向上させていくものですからね。

 

とはいえ、学びを得るのは有難い事です。

 

自分自身も説明しながら考えることが沢山ありますからね。

 

説明って大事です。

 

一つ一つを丁寧に行うというのもすごい好きな作業なので、楽しいっていうのが本音です。

 

同時に難しさも感じますが…。

 

同じ難しさに「身を護る」というものもあります。

 

今日の演武コースは脱線?により、ひょんなことから護身術の稽古となりました。

 

とっさに「身を護る」ってすごい大変な話です。

 

多くの人がきっと狂気に勝てず討たれてしまうかもしれません。

 

どれだけ想像力豊かに日々を過ごせるか?も護身術には関わってくるかもしれませんね。

 

こうやって攻撃されるかも~?なんて想像力ありますか?

 

今日は掴まれたときの護身術を中心に行ってみました。

 

襟元、腕、帯などなど。

 

日常的に帯を締めることはありませんが、身体を使う意味では有用かと思います。

 

身体をうまく使わなければ、強い相手には勝てませんからね。

 

小兵には小兵の戦い方があります。

 

相手の虚をつく。

 

身体の構造を理解し制す。

 

方法論はいくらでもありますが、「身を護る」上で絶対の条件があります。

 

それは絶対的に逃げる事です。

 

相手は狂気。

 

話し合いは通じません。

 

大声や正論が効く相手なら生存率はかなり高まりますが、一方的な蹂躙には無力となる場合が多数です。

 

逃げることを前提として、いかに逃げ延びるための時間を作れるか?が「身を護る」ためには必要です。

 

怪我をするにしても致命傷にならない場所を。

 

助かるための知識を沢山身に着けてもらえたらと思います。

 

護身術は今後も行っていきますので、興味があればぜひ!ですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!