2025.6.26 本日の稽古を終わりにします。
「ちょっとしたこと」の話。
今回は「ちょっとしたこと」のお話です。
ほんの少し意識を変えるだけ。
変化ってそれだけで十分なんです。
今日の稽古は通常稽古と組手・ミットコースでした。
組手の稽古って感覚を掴むのがすごく大変だと思います。
痛みが先行するというか、怖さとの戦いみたいみたいな場面もあります。
自分はこう打ちたいけど、相手も動いてるから上手く当てられない…。
なんて思いは沢山あるでしょう。
「ちょっとしたこと」ですが、普段から連続で技を出す練習をしておく。
普段からちょっと打たれておく。
攻撃面でも防御面でも「ちょっとしたこと」の成果を積み重ねるのが重要ですね。
いずれ強い打撃に耐えなければなりませんから、強度は増して行きましょう。です。
打撃を受ける前提の話となっていますが、喰らわずに済むならそれはそれで良しです。
多くの場合、受けない人はいないと思います。
柔道でも最初に習うのは受け身です。
これが出来ない事には怪我しかしません。
空手も同じですね。
受け方を知らなければ、打撃を受けるのが怖くなってしまう。
ただ、魅力的なのは打撃ですから意識はそっちに向いてしまいます。
受けが疎かであれば自分のペースは作れず、いつまで経っても自ら攻めることはできません。
「ちょっとしたこと」からその先に大きな変化をもたらしてくれますからね。
ぱっと見で分からないのが残念です。
今日の稽古でも「ちょっとしたこと」を改善してもらった瞬間、動きが格段に良くなった選手もいます。
意識の差。
感覚の違い。
あ、イケる!という感触。
これが積み重なると大きな変化に化けます。
お腹や太ももなど鍛えやすい所は鍛えておいて、打たせてあげましょう。
そうすると護る優先順位は下がりますからね。
上段で技ありをもらわないために、ガードは下げない。
お腹を打たれて頭を下げない。
などなどの注意の仕方も変わってきます。
相手に合わせた取捨選択も上手になってくれば、試合運びも上達しますし自分のペースが生まれてきます。
後はちゃんと力を入れた打撃が打てるなら尚良しですね。
焦った打撃は上ずれしやすいですから、威力も半減です。
落ち着いて、淡々と。
そうした精神も「ちょっとしたこと」で変化していきます。
ゆっくりとした打撃練習も身体に動きを染み付かせることに重要ですし、そうした練習の積み重ねが自信となり精神面も鍛えられます。
「ちょっとしたこと」から始めてみませんか?
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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