2025.7.5 本日の稽古を終わりにします。
「大変です」の話。
今回は「大変です」のお話です。
空手の稽古って大半が「大変です」です。
テーマなぁ、ワードチョイスが難しい…。
今日の稽古は初心コースと通常稽古、追加稽古でした。
土曜日の長々稽古day。
とはいえ、アッという間だったりします。
集中しているから、というのもありますけど実際は人がいっぱいいるからでしょうね。
1人1人と関わっていると時間もすぐに過ぎてしまいます。
稽古しているみんながそうとは限りませんが…。
中には早く終われ~って願っている子がいてもおかしくありません。
むしろ普通の事ですし、自分も彼らぐらいの年代ではそういう風に思っていた口ですし。
大人になると色々と成長するんだなぁ~って教わります。
むしろ…。
とはいえ、稽古は本当に「大変です」。
もっと難しくすることもできますからね。
簡単にすることも一緒です。
人それぞれの大変さの基準も違いますし、昔のような?一片通りの負荷をかけるのも最近の指導とも言い難い。
空手の特性上詰めていかなければ出来ない事も多々あります。
昔ながらと現代風をうまくミックスさせていかないと、どこかで息詰まる感じすらあります。
現代ではSNSをはじめ、情報量が多くなってますし取捨選択できるほどあふれているのも現状です。
見たままありのままを取り入れる危険性もあれば、十分に効果の発揮できるものもあります。
要はどうやって吟味して取り入れていくか。
必要な課題が何で、それに向けてどうやって取り組んでいくか。
みんな一緒も大事。
個々別に積み重ね方を変えていくのも必要。
ただし、自己研鑽を行るのは論外です。
子供たちのやる気に任せるのは立派です。
むしろその方が良い。
ただ、大人が思うやる気と子供たちの世界でとらえるやる気は全くの別物という認識が前提ですね。
多少は道筋を作ってから自分でやってごらんも大切な気がします。
本当にやる気のある子は3才だろうが、8才だろうが自分でやります。
大人だってそう。
50歳過ぎたって自分ではしない人もいるでしょう。
逆にめちゃくちゃハイパーな70歳だっている。
あ、年齢は適当です。
やる人はやるし、やらない人はやらない。
どのご家庭でもやりなさい!って子供たちに注意?するのはよく見るやり取りだと思います。
自分から進んでやるのはごく一部。
後はお尻にちょっと火をつける等々の後押し必須な気がします。
今日は人数が要るからこそできる稽古?として、人波を避けて通ってもらいました。
人にぶつからないように自分の身体をうまくくねらせて素早く通る。
空間把握、視空間認知、身体操作。
むずかしく言えば、こんな要素でしょうか。
内容は至ってシンプルにぶつかっちゃダメ、早く通り抜けて!です。
もっと人が居ると面白いというか、稽古の質が上がったりします。
初の試みですが、面白かったですね。
こうした身体操作は空手にも十分通用します。
というか、しない訳がありません。
移動や型稽古は覚えるもの。
今回の稽古はその根本を支えるものですからね。
土台を鍛えるの重要です。
普段の鬼ごっこもそう。
遊びの中に大事な要素がたくさん詰まっていますからね。
いっぱいやってほしいです。
今日の稽古の締めは連続20本蹴り。
ミットに向かってバシバシやってもらいました。
思った以上に大変だったと思いますが、ちょっとずつでも数をこなせるように、威力を出せる様に頑張ってもらえたら最高です!
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
コメントをお書きください