2025.9.11 本日の稽古を終わりにします。
「これ出来る?」の話。
今回は「これ出来る?」のお話です。
今日の稽古ではいつもの稽古を深堀ってみました。
いつもより丁寧に~って感じですね。
今日の稽古は通常稽古と組手・ミットコースでした。
数日前の話なんですが、朝のテレビで子供が足を速くするには~って特集を組んでました。
親や指導者の一言で子供自身が自分の能力を抑えてしまう的な…。
ちょっと、耳が痛いかな~なんて。
指導方法も、鬼ごっこやスキップなどおよそしっかり走りましょうみたいな理論は無し。
最後のタイム測定は追いかけたり、前から声かけたりと走る全開の指導ではありませんでしたね。
テーマは「楽しもう」って感じでした。
自分の可能性を広げるのって、自分が上手くできた~!!ってタイミングですよね。
空手も一緒ですしね。
あ、今日は上手く蹴れたな!とか。
褒められた!とか。
割とポジティブなタイミングです。
それを、違う!なんて言われたらびっくりしますし、学年が上がってくると知的に俺はできないかも。なんて、ネガティブ思考に至りやすい。
だれだって、否定的なのはしんどいですしね。
と、いう事で。
今日の組手・ミットコースでは改めて中段蹴りのやり方講座でした。
格闘技によって微妙に蹴り方って変わりますよね。
空手は膝を横に上げる。
テコンドーは膝を前に上げる。
キックは、ムエタイは~なんてそれぞれ微妙に変わってるはずです。
膝を横に上げながら軸足をひねって軌道を前へ。
なんて、理論的な話はいつもしちゃいますが…。
結局いつもと変りないかもしれません。
それでも、楽しそうにやるかどうかはまた別なのかもしれませんね。
モチベーションが変わります。
蹴り方が違うとミットの当たり方も違います。
当然、そこに乗っかる威力も変わってきます。
痛くない。
重くない。
怖くない。
から。
痛くて、重くて、怖い蹴り方へ。
怖い蹴り方って?ってなりますが、単純にそんな蹴り喰らいたくないやって蹴り。
組手やってて何発も喰らいたくないやつですね。
逆に言えば、それは立派な武器です。
しっかりと勝ちにつながる武器です。
武器を一つ持つと、自信が全然違いますからね。
あると無いでは雲泥の差です。
純粋に動けるようになるって嬉しいですしね。
「これ出来る?」って言われて、存分に発揮できるならモチベーション出ちゃいますよね。
言葉一つで変わることもある。
動き方一つで結果は異なります。
どれが良いかはその人次第だし、自分の動き方次第。
色んな指導方法がある中で、絶対これ!ってやつはいまだ確立されていないと思います。
ってことは、楽しんだ方が良いかもしれませんね。
トップレベルの選手たちがすっごいにこにこ稽古しているとは全く思いませんが…。
そういう事じゃなくて、厳しい稽古の中にも楽しめる様に自分が工夫するのが大切なのかもしれません。
自分が、どうするか?って事ですね。
周りが言うのも大切だけど、自分の心が大事ですから。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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