2025.9.17 本日の稽古を終わりにします。
「新しい形」の話。
今回は「新しい形」のお話です。
新しく何かをする時って、色々と不安定になります。
悪くも転ぶし、良くも転びますよね。
今日の稽古は通常稽古と演武・型コースでした。
演武では私が中心になってしまいますが、一応それ以外の道場生に軸を担ってもらっています。
自分たちがどうしたいか?を考えてほしいですからね。
そういった中、やはり先輩にあたる訳で…。
礼儀というか、挨拶は大切に考えています。
一緒に稽古している仲間。
だけど、一歩先を歩んでいるとしたら…。
そこには一線を引く必要もあると思います。
教わる。
自分には担わない仕事を行っている訳ですから、敬意を払うべき。って考えです。
みんな一列なら責任はありません。
一歩前に出ているとやはり目立ちます。
悪目立ちも良い見られ方もその見方で大いに変化します。
そういった意味でも、やはりその役目を担っている以上みんなで支えていく存在ですね。
もちろん、本人がしっかりと役割を全うしないと全く機能しません。
全力で信念をもって頑張っている姿を見せる事から始まります。
テキトーなら誰も付いてきません。
適当ならちゃんと人はついてくるでしょう。
頑張っている人をみてさげすむ人は最初から味方ではありません。
頑張っている人を応援してくれる人はいつだって味方です。
演武長としての自覚はいつ芽生えますかね?
道場生の誰だってそういった役割を担うことが出来ます。
先陣を切ってこうしたい!って意見を出せるならそれは大事な一歩です。
最初はさせてみて。ですけどね。
最終的には私がバックアップしますので、気軽に自分の思うようにやってほしい所です。
ま、そんな自覚はちょっとずつでしょう。
やる気をちゃんと向けてもらっていればいう事ありません。
そして、演武がしっかりと形作られているあたり、素晴らしい成果になりそうです。
まずはおんぶにだっこ。
次は、自分で考えていく。
全部を自分で!ではなく、周りの人を適材適所に置きつつ必要な意見は吸い上げる。
理想論ですが、これからの社会を渡り歩くのに必要なスキルでしょう。
自分の出来るところはしっかりと、人に任せたところは意見交換しつつ意見をする。
戦いではなく、交渉ですからね。
色んな経験を経て大きく成長するのは、この演武に関わっている誰もが!です。
今までの演武すべてがそうですが、端役なんていません。
誰か一人でも欠けたら、演武の完成度はがた落ちです。
迫力の差が歴然です。
私は村人Aが居なければ、物語は成り立たないと思っていますからね。
全員で全力の演武がめちゃくちゃカッコいいのを知っています。
さらに練度の上がる演武の完成が楽しみです。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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