2025.9.20 本日の稽古を終わりにします。
「その場の諸々」の話。
今回は「その場の諸々」のお話です。
時間とはその時その場で全く印象が変わりますよね。
昨今SNSによく上がる切り抜きって、まさにそう。
今日の稽古は初心コースと通常稽古と追加稽古でした。
今日の稽古は全体を通すと3時間近い稽古ですから、長丁場です。
集中力なんてとうの昔に切れているでしょう。
ですが、それはそれ。
稽古は稽古ですからね。
んで、「その場の諸々」。
切り抜きです。
初心コースではものすっごいやる気があっても、追加稽古では…。
なんて、そりゃあそうだよなって。
疲れが必ずありますから。
興味の持続っていうのもありますし、最近の支部の流行りの鬼ごっこが忙しいっていうのもあるでしょう。
なんとなくっていうのも理由の一つです。
出来るときにしっかりと集中してくれているなら、いう事ありません。
もちろん、だらだらしていたら注意はします。
一喝の後の一瞬でも、集中力が上がるならそれで良い。
自分の中で、メリハリを上手くつけているならそれでいい。
ずーっとだらだらは、さすがに何し来た?ってなっちゃいますからね。
ちょっとで良いから、やる気という安心感を与えてほしいです。
空手だけではありませんが、どの競技も積み重ねです。
今日出来なくても、明日は出来るかもしれません。
今日出来なくても、前に出来ていたなら出来るはずです。
後は、自分次第ですね。
最近はよく自分を動かすのは自分だよ!って伝えています。
一見厳しいですが、本質かな?と思っています。
私がさんざん怒ろうが、保護者の皆さんが怒ろうとも。
誰がめちゃくちゃ褒めようとも。
本人が動こうとしなければ、本人のこれ以上のパフォーマンスの向上はありません。
指導方法で変わる!って話もよく耳にします。
もちろんそうだと思います。
上手な先生ならその子ごとのモチベーションを高めて、アプローチを展開して…。なんて理想論です。
残念ながら、現実は結構残酷で。
話を聞かない人は大人でもいますし、ちゃんとやる子は指導無くてもやってます。
要はみんなそれぞれ全く理解力も行動力も違うのに、一片通りのやり方では限界があります。
道場でみんなで稽古している以上、ほとんどは一様の稽古ですからね。
パーソナルではありませんから、そこはご理解を。
なるべく伝わるように。
なるべく端的に。
なるべく再現性があるように。
これは我々指導者のモットーだと思います。
ただ、一方通行の思いは決して実を結びません。
自己満足の世界と一緒でしょう。
双方向に働いて初めて功を奏した結果を生むでしょうね。
「その場の諸々」が3時間の稽古中にたくさん巡りますからね。
一稽古中のどこかでしっかりと取り組めていたのなら、合格です。
もちろん、ずっと頑張っている子は超合格です。
色んな人が居ますからね。
まずは自分の事から見直していこうかな。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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